1階?2階
1階:救急外来|外来薬物療法センター
2階:中央放射線部?中央内視鏡部|患者支援センター|医療安全推進部
1階
救急外来
救急外来では、全ての救急の患者さんに対し、症状や重症度にかかわらず24時間体制での対応をおこなっています。
救急外来で受診される患者さんの年齢は幅広く、中には生命の危機に瀕した患者さんに直面することもあります。救急の患者さんの容体は刻々と変化するため、看護師は限られた情報の中から患者さんの状態を把握し、予測する必要があり、迅速かつ適切な判断力、コミュニケーション能力、高度な実践能力が求められます。
救急外来は、こうした緊迫した場面で自分たちの持てる看護の力を最大限に発揮できる場であるとともに、医師や医療スタッフとの連携を最も感じられる、とてもやりがいのある職場です。
外来薬物療法センター
外来薬物療法センターでは、患者さんが『安全に、安心して』治療を受けていただけるように、がん薬物療法認定看護師と協働し専門的な看護ケアをおこなっています。通院治療をおこなう患者さんの不安を軽減できるように、病棟看護師や外来看護師と連携を図り、必要な情報を共有しています。また、治療前は薬剤師とともにオリエンテーションを実施し、安心して治療を受けられるようにしています。治療中は、抗がん剤の副作用について、対処方法や自己管理方法など患者さんに応じた個別指導をおこなっています。
2階
中央放射線部?中央内視鏡部
中央放射線部は、検査診断部門と治療部門に分かれ、看護師は、放射線に関する専門的な知識を習得し、看護の実践を行っています。中央内視鏡部では、主に消化器?呼吸器系の内視鏡検査と治療を行っています。従来では、切開による手術が必要であった病変も、放射線技術や内視鏡技術の進歩により、患者さんの体への負担を低減し、根治を目指すことができるようになりました。私たちは、患者さんが不安を抱えることなく、安心して検査や治療が受けられるように、医師や他職種?協働し、「安全?安心?安楽」を信念に、日々看護に努めています。
患者支援センター
患者支援センターは、患者さんの入院から退院までの総合的な支援、および相談に対応することを目的として2016年4月に開設されました。
患者さんの療養生活や社会生活にまつわる、医療?保健?福祉などの不安や悩みの相談窓口として、また患者さんが安心して療養生活を継続できるように、退院支援?在宅移行支援などの支援活動をおこなっています。
さらに、地域医療機関と連携をおこない、患者さんやご家族の方はもちろん、地域の開業医の先生や医療機関?医療施設、事業所の方々など、様々な方からのご相談やご依頼をお受けし、支援する活動をおこなっています。
医療安全推進部
特定機能病院として医療安全を推進するために、2003年看護師の専従リスクマネージャーが1名配置されました。2007年に薬剤師の専従リスクマネージャ―1名、事務1名、2019年には医師専任リスクマネージャー1名が配置され、当院の医療安全機能が強化されました。専従の2名は看護部、薬剤部から出向し、専任医師、事務局とともに、各々の専門分野の知識、経験を活かし、病院全体の医療の安全と質の向上に努めています。医療安全推進部では、組織横断的に病院内のあらゆる部署を訪問し、安全対策の実施状況を確認したり、システム改善の要望を伺っています。また、各診療科、病棟、外来のリスクマネージャー63名と情報を共有し、連携を図り、医療安全を推進しています。患者さんに安心して療養していただき、この病院を選んでいただいてよかったと思っていいただくために、質の高い医療が提供できるよう、職員とともに取り組みます。
医療安全推進部は、特定機能病院として医療安全を推進するために、医師(専従1名、専任1名)、薬剤師(専従1名)、看護師(専従2名)、臨床工学技士(兼任1名)、事務員(専従2名、兼任1名)の多職種で構成され、各々の専門分野の知識や経験を活かし、連携しながら病院全体の医療の安全と質の向上に努めています。
医療安全管理者が、組織横断的に病院内のあらゆる部署を訪問し、安全対策の実施状況を確認したり、日々提出されるレポートから病院全体のシステム改善につなげる等、患者および医療者にとっての安全な環境作りに取り組んでいます。また、各部署(診療科、病棟、外来、中央部門、事務局)のリスクマネージャー65名と情報を共有し、連携を図り、医療安全を推進しています。
患者さんに安心して療養していただき、この病院を選んでいただいてよかったと思っていいただくために、質の高い医療が提供できるよう、職員とともに取り組みます。